モノクロ・錆・雲・バラ・みなも・影・植物・東京散歩・海外・エッセイなど、植松宏一のフォトギャラリー
SNAPSHOT 気まぐれフォトエッセイ

 

 

デジカメは最高のおもちゃ

出逢い、そしてそれぞれの物語

カメラ レンズ 写真感じるまま、気の向くまま
デジカメを持ち歩くようになってから10km程度の範囲なら車を使わず歩くようになった。今まで何気なく通り過ぎていた景色に新しい発見があったり、車ではまず通らない裏路地を散歩したり。楽しいだけではなく、健康にもいいし環境にもいい。色々な人やモノとの出逢い、そこにある物語・歴史を勝手に想像する。そしてそれは受け手によっても解釈が自由なのが写真の魅力。コンデジであろうがデジイチであろうが、上手い下手より何を感じるか。思いつくままにシャッターを切る。理屈はプロにまかせ、自分が好きなように楽しむのがいい。

空を見上げる時間

時を、今を感じる

夕景 写真とてつもなく大きな生命体
部屋の窓からふと見る空もいい。電車の窓から見るビル越しの空もいい。大自然の中で見る空なら、なおいい。外へ出ればまず空を見上げるクセがついてしまった。刻々と変化する一瞬のアート。色も形も、もちろん見上げる空に同じものはない。だから毎日面白い。だから毎日新鮮。できれば土手や芝生の上に大の字になって見上げるのがいい。動いている。空もこの大地も。生まれるもの(雲)あり、消え去るものあり。とてつもなく大きな生命体の上にいる、ちっぽけな自分を感じることができる。しょうがない、また明日もがんばるか!(笑)と。

想像する楽しさ

意図的でない主張

錆 写真あるがままに受け入れる
ピカピカに光り輝いていたさまを想像する。そこには様々な人の顔、声、想いが重なる。そして役目を終えた今だからこそ味わえる美。また違った輝きを醸し出す。
生命を支える一方で、やがては朽ち果てるまで浸食を促す。
「酸素」
形あるものすべて、いつかは崩れる。
ならばその課程もまた美しい。
それぞれのストーリーをアートする。
「錆」
あるがままに受け入れる。
そして、やがてすべては土へ還る。