「つながる」という言葉の変遷史
- 小学生の頃、「つながる」は充実を表す言葉だった。友達との間で…先生との間で…家族との間で…みんなが「つながる」…それは楽しいことだった。少しコツを掴めば、誰とでも「つながる」ことが出来る、そう思っていた。
- 思春期を迎えて、「つながる」は恥ずかしい言葉に変わった。内から溢れ出る欲望が家族、先生、友達…そして社会を…薄汚いものに感じさせた。薄汚いものと「つながる」…そう実感すると堪えられなかった。
- そして現在、「つながる」は渇望を表す言葉になった。誰でもイイというわけではないけれど、誰かと「つながる」ことを夢見ています。でも、忘れてしまったんですね…誰かと「つながる」コツを…