写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

旅の途中で

2024年04月19日 | 写真日記
    [貴婦人と呼ばれる野鳥]

田植えの支度が始まり水が張られた田んぼに見慣れない野鳥がいました。
スマートな身のこなしとすらりと伸びた足をチャームポイントとしてバードウォッチャーに人気のセイタカシギです。
冬鳥でもなくて世界を股にかけて移動する旅鳥で河北潟にはこの季節に時折姿を現す珍しい野鳥です。

    [シギの仲間で絶滅危惧種]

一枚目とは別の個体で、二羽で採餌をしていました。
田んぼの横の道路に止めた車の中から見ていましたが、その美しさに思わずため息が出そうでした。
彼女(彼氏?)たちは車から少し離れるとカメラを持つ私などは気にもかけずに次の移動のための体力回復のための食事に集中していました。
国際保護連合のレッドリストでは絶滅危Ⅱ類に指定されています。

    [水辺の貴婦人]

その美しさから水辺の貴婦人と呼ばれる珍鳥の「セイタカシギ」。
旅の疲れの回復と次の旅に必要な体力をつけてこの二羽が仲良く旅立ち、目的地に無事に着くことを願いながらこの場をゆっくりと離れました。

河北潟干拓農地で旅の疲れを癒す野鳥の写真三枚をアップして #写真師の新カメラ日記  更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
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足元の春

2024年04月17日 | 写真日記
    [誕生花]
一日遅れですが、4月16日の誕生花は写真の「マムシ草」だそうです。
花言葉は「壮大、美しさ、炎のような情熱」と思いがけないほど立派な言葉がつけられています。
いま草原などで蛇が鎌首をもたげたような不思議な花か茎かわからない姿の花を見かけることがあります。
私が写真を撮り始めたころの手引書などにはよくマムシグサが載せられていました。
比較的簡単に見つけることのできる撮影対象で不思議な形状と魅力的な色合いがお手本として使いやすかったのでしょうね。
私も暖かくまなった春の野原で、よくこの花を撮影していました。

    [ほうばの子]
野遊びしていた幼児の手を開くと、くしゃくしゃになって生暖かい土筆が一握り出てくることがよくあります。
私のふるさと香川県では土筆のことを「ほしこ」or「ほうしこ」と呼んでいました。
私も小さなころは意味も分からず「ほうしこほうしこほうばのこほうばのにんじんぬーすんで・・・」うたってあそんでいました。
ただ歌の意味は今もよくわからないのですが・・・。
土筆の姿を見ると今でもちょっぴり懐かしい思いでレンズを向けてしまいます。
つくし(土筆)の花言葉は、「努力、向上心、意外、驚き」だそうです。

    [白水仙]
 
先日まで水仙の花が.群れ咲いていた畑に黄色の草花に囲まれて一本の白い水仙の花が咲いていました。
白い水仙の花言葉は冬の寒さにも負けず凛とした様子から 「神秘」という言葉がつけられているようです。

金沢市南部の山里にカメラ散歩、早春から春本番へと変わりつつある足元の花たちの写真三枚をアップして#写真師の新カメラ日記  更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
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波打つ桜道

2024年04月14日 | 写真日記
    [液状化現象の痕 生々しく]

元旦の能登半島地震から4か月半、震源地からは遠く離れて金沢市も含む能登半島入り口にあたる河北潟の桜並木。
例年なら約9キロも続く桜のトンネルとなる2車線のドライブコースとしてたくさんの人たちが楽しむ桜道です。
でも現在は地震による液状化現象の傷跡が露わに残り、御覧のように路面は割れたり盛り上がったりで通行止めや危険標識が目立っています。

    [内灘町から9キロ続く桜並木]

潟の岸辺を彩り内灘町から9キロ先のかほく市に至る桜並木、のどかで美しい風景です。
昨年までは、この二車線の桜のトンネルを家族連れのファミリーカーが行き交い楽しんでいましたが・・・。
一枚目の写真で見るように、美しい風景が悲しく感じられています。

    [コウノトリ 雛の誕生]
ただ嬉しい話題もありました。
この桜道の近くで昨年に続いて四月の初めに二羽の雛が誕生したということです。
写真はコウノトリが雛にえさを与えているところだと思いますが、カメラ位置の関係で小さい雛の姿はとらえられませんが5月になると姿も見られるのではないかと思います。
昨年は河北潟初のコウノトリの誕生と巣立ちを祝ったのですが、今年も同じカップルによって二年連続の巣立ちの日を迎えることを願いました。

能登半島地震から4か月半、液状化現象による傷跡がまだそのまま残る河北潟桜街道で撮った写真三枚をアップして #写真師の新カメラ日記  更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
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花言葉 何も求めない

2024年04月11日 | 写真日記
    [翁草]
かつては白山を源として加賀平野を潤し蛇行する大河「手取川」の岸辺に多く見られ、いまは絶滅危惧種の「オキナグサ(翁草)」を保護植栽している公園で見てきました。
昨年はまだ「要介護2」、ゆっくりなら歩けたつれあいと「来年も楽しみだね」と話しながらこの花を見た時のことがよみがえります。

    [口あかく咲く・・・]

斎藤茂吉の歌に「おきな草口あかく咲く野の道に光ながれて我ら行きつも」という短歌があります。
茂吉の母の葬列の時に詠んだ歌だといわれています。
春とはいえ肌寒い北国の雪解けしたばかりの野原で「口あかく咲く」花と「死」の鮮烈なイメージが心に滲みた日でした。

    [翁草とたんぽぽ]

せっかくの春の花々の写真をアップしたのに・・・。
なんだか暗いコメントになってきたので「幸せ」という花言葉も持つタンポポを添えた写真もアップしました。
あと少しすると翁草は白く長い髭を伸ばした文字通り長寿の翁のような姿に変身しますよ。

雪どけの白山麓に咲き始めた春の草花の写真三枚をアップして#写真師の新カメラ日記  更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
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野鳥の春

2024年04月06日 | 写真日記
    [ジョウビタキ♂]

山里でのバードウオッチングは草木の繁る前のいまが最適の季節。
早春の草花を撮ろうと出かけた山里で出会ったジョウビタキです。
比較的出会いやすくて美しいのでバードウォッチャーの人気が高い野鳥です。
ただ私には出会うことも撮ることも難しい野鳥ではあります。

    [巣作りは大変]

多くのサギたちが子育ての場としている林が木の伐採などで変化したためか今シーズンは巣作りが遅れているようです。
巣作りの材料を集めるのは主に雄の役割で、雌は集まった小枝などを子育てにふさわしいように組み合わせて巣を完成させることに懸命なようです。
そろそろ産卵の季節、アオサギのペアは産卵に間に合うように必死の時間が続きます。

    [ドラミングの音に]

頭上にキツツキが餌を探すドラミングの音が響きました。
目を凝らして探してみると遠くの木の枝で動くものが見えました。
望遠レンズをつけて見てみると見覚えのある赤い色のお尻が・・・。
本土では大型のキツツキ「アカゲラ」で、数年ぶりの対面でした。

春の山里で撮った野鳥の写真三枚をアップして #写真師の新カメラ日記  更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
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